北京―東京フォーラムin大連を終えて

こんにちは。インターンの角です。
遅くなってしまいましたが、今回のフォーラムに参加した感想を分科会と視察に参加した時の事を中心に書きたいと思います。

まずは分科会の感想から。
私は日中フォーラムに参加するのは今回が初めてで、分科会の様子などはこれまでの報告書などからしか知ることができませんでしたが、分科会に参加して(私はメディア分科会で中継をしていました)、こんなにも率直に意見を言い合うことができる場があるんだということ、また、そこに一般の人も参加できるチャンスがあるということに、感動といっては大げさかもしれませんが、かなり驚きました。
メディア分科会の後半では、日本側と中国側のパネリストやフロアの方々がお互いにかなり活発な意見交換をしていて、自分は「え、それって結構デリケートな質問じゃないの?」って思うことも、ストレートに質問している方もいました。でもよくよく考えてみると、疑問に思うことをぶつけるということは、普段の人間関係に置き換えてみてもわかるように、お互いを本当の意味で理解するのにはすごく必要なことです。ここで議論を交わしている方々は真剣に日中お互いのことを理解し合おうと思っている方々で、そういう人たちが集まって本音で議論できるこのフォーラムはすごく貴重な場なんだろうなと実感しました。
また、フロアから、全体会議の同時通訳をしていた方が手をあげて感想を述べる場面がありました。その方は同時通訳なのにかなり日本語がたどたどしかったのですが(普段は観光などの通訳をしているとのことでした)、必死にパネリストの方々に自分が議論を聞いていて感じたことを伝えようとしていて、またパネリストの方々もそれに耳を真剣に傾けていました。一般の人の思いががこんなにダイレクトに有識者の方に伝わる、そんな場は他にないんじゃないかと思いました。
そして、こういうこと実際に肌で感じられたことをすごく嬉しく思いました。貴重な経験だったと思います。


次に、視察に同行した感想を。
私は先に記事を書かれた楠本さん、石田さん、河野さんとは別行動で11月3日には視察に同行しました。大連ソフトウェアパークや、203高地、東鶏冠山に行きました。
大連ソフトウェアパークには、日本の企業が多く進出していて、しかも中小企業もかなり多いという説明をうけました。自分の中の勝手なイメージでは中国に進出しているのは大企業という感じだったので、少し驚きました。同時に、それだけもう現実のレベルでは日中の関係は進んでいるのだということを実感しました。そして、その割には日本人は中国に対してそこまでの親しみを感じていない、ということとのギャップを改めて考えさせらました。
203高地や東鶏冠山は日露戦争の傷跡がまさにそのまま残っていて、これはかなり自分にとっては結構衝撃でした。もちろん日露戦争があったことは知識として自分の中にあるはずなのに、見た時になんともいえない感じがしました。
それはもしかしたら自分の頭の中で「日本」と「戦争」というのが、実感する、というレベルではこれまで結びついてこなかったからかもしれません。広島で原爆ドームを見たこともあるし、長崎や沖縄に行った事もありますが、どちらかというと日本が被害者という立場で戦争のことを考える機会が多かったように思います。
今回の視察で見たのは日露戦争の跡ですが、日本も他国に攻撃をしたことがあるのだ、ということを頭で理解するのではなく、ちゃんと実感のレベルで理解したのは今回が初めてだったと思います。


今回のフォーラムでは普段は絶対に経験できないようなことばかり経験させてもらったので、これをちゃんと自分の糧にしていかないといけないな、と思います。

# by genronnpo | 2009-11-16 07:41 | フォーラム・政策会議 | Trackback | Comments(4)

北京-東京フォーラムin大連に参加して

どうも、インターンの河野です。
大連の寒さをナメてコートを持って行かなかった結果、おおいに現地で後悔したのが懐かしいですw


 「北京-東京フォーラム」に参加したことでさまざまなことを感じましたが、「実際に政治家の言葉や中国側の発言」を聞いて、とりわけ、政治の言葉の「重さ」と外交においての民間からの動きの重要性について考えさせられました。


 政治・政治家について普段ぼくたちが感じているイメージは権力・カネ・不信・無力といったようにマイナスなものが多いと思います。選挙のときなんかも「どうせそう言ったら当選しやすいとでも思ってるんだろ」とさえ思うこともあります。僕もそんな感じで見ていました。
 しかし、全体会議での渡部恒三氏の発言をその場で実際に聞いて、その場の雰囲気を変える話し方という技術的なことから、渡辺氏が中国に対して友好的なメッセージを送ったというそれ自体まで、「これはすごい」と思いました。政治・政治家の言葉には重みがあり、それはなにかを変えることにつながる。そしてそれは、実際に聞くことで痛感できる。そう感じました。



 また、国内で「政府の限界」が叫ばれ市民の参加が重要となってきているのと同様に、安定的な国際関係において関係を改善していくためには市民の参加が重要だと感じました。政府間の対話ではともすれば国益や面子のぶつかりあいとなり議論が進まないことが多々あると思います。それに対し、民間の対話、とりわけ経済対話や地方対話は大いに協調できる可能性を持っています。直接的・即効的に政府間関係を改善させることにつながるとは限らないし、そんなことは少ないと思いますが、国民レベル、自治体レベル、企業レベルでの関係改善は徐々に政府間の関係改善につながっていくと思います。そして真の友好関係はそういった方法でしか構築されないでしょう。
 僕は分科会「安全保障対話」に参加したのですが、もっとも対立を生みやすいと思われる安全保障の分野においても、協力しようという動きが確実に生まれていると感じました。確かにガス田などの問題では激しい討論がなされたものの、安全保障の意味を大きくとって麻薬や人身売買、マネーロンダリングなどに対して協力して対策を講じることができるのではないかという内容が話し合わされました。このことの意味はとても大きいと思います。





と、いうことでまだまだ自分のなかで考え、まわりの人に伝えていかないといけないこともあると思いますが、今日のところはこの辺で。










# by genronnpo | 2009-11-09 11:52 | Trackback | Comments(0)

北京ー東京フォーラム in 大連が終わって…

4日が経ちました。インターンのイシダです☆
わたしが大連に滞在したのは4日間、フォーラムで議論が行なわれたのは実質2日間と短い期間だったのですが、中身が濃かったせいか、一週間くらい大連にいたような気がします。

フォーラムに参加してみて、はじめて中国に行って、いろいろ感じるところ、考えるところはあったのですが、今回はわたしが参加した分科会「地方対話」で考えたことと、インターンがフォーラム中何をしていたかを少し紹介したいと思います。
これはわたしが個人的に思っていたことなのですが、インターンが具体的に何をするのか、何ができるのか、が言論NPOのサイトを見てもよくわからないので、インターンに応募といってもしづらいんじゃないか…と。(わたしはものぐさなので、インターン募集が気になりつつも、数ヶ月間放置していました。。汗)
このブログを未来のインターン候補(?)が何人見てくれるのかはわかりませんが、少しでも参考になればと思います。

毎年フォーラムにあわせて日中世論調査が行なわれていますが、残念ながら5年経っても両国民の相手国イメージは改善していません。この結果は「地方対話」でも話題に上りました。これに対し、山田啓二京都府知事は、こうした「厳しい事態を打開する大きな原動力になるのがこの地方対話ではないか」と述べ、「地方は具体的、実体的な行政を担い、生活に肉薄した交流がある」と強調しておられました。

わたしなりに咀嚼すると、実際に生身で相手国の人や文化と交流してみない限り、一旦相手国に対し持ってしまったネガティブなイメージはなかなか消えないということではないか、と思います。むしろ、実際のふれあいがなくて、相手に対するイメージが抽象的・漠然としているからこそ、5年間で日中では政治的・経済的関係において様々な変化があったにもかかわらず、世論調査での相手国イメージは改善しないまま、固定的なままなのではないか。そして、鳩山首相が「東アジア共同体」構想を打ち出し、せっかく日中友好の機運が高まっているのだから、両国間でもっともっと具体的な、身近な交流を増やし、固定的な「中国」観、「日本」観とは違った相手国イメージを持てる場を増やしていこう、そのために地方行政という身近なレベルでの交流が有効だ。「地方対話」でひとつ大きな論点になったのは、こういうことだったんじゃないかと思います。

普段の生活でも、「話してみないとわからないもんだなー」と思うことってあるわけで、わたしはとても説得的な話だと思います。「東アジア共同体」がトップダウンで日中(アジア)の交流を深めていくことであれば、逆に地方からボトムアップで交流を深めていければ、相乗効果がうまれるのではないでしょうか。対韓国イメージの20年間の変遷を考えれば、対中国イメージが今後改善していくことも不可能ではないはずです。

と、いうのがわたしが議論を聞きながら考えたことの一部です。
最後に少しインターンの活動の報告を。インターンの主な仕事は、会場で受付のお手伝いをすること、会議では隅の方で議論の速記をし、チャットで東京に送り、議論終了後は各会議の報告記事を書くことでした。記事はフォーラムの公式サイトに掲載されています。議論の速記は、東京の事務所にいるスタッフ・インターンがまとめて速報としてサイトにあげてくれたり、twitterで一部つぶやかれたようです。(中国ではtwitterにはアクセスできませんでした…ふ)

工藤さんが「パネリストも参加者もスタッフもインターンもボランティアもみんな参加しないとフォーラムは成功しないんだよ」というようなことを仰っていたのですが、こういう大きなフォーラムで、単なる学生でも、ひとりひとりに任されている「仕事」があって、「お手伝い」ではなく「一員」として働いている、と実感できることはなかなかないと思います。
てんやわんやで大変なこともたくさんあるわけですが、なかなかできない経験ができたことと、「成功してよかった」という充実感は、苦労(?)と引き換えにしても余りあるものだと思います。(わたしは今回は自分が大変だと思うことは特になかったのですが。)

さてさて長くなってしまいましたが、今回はこんなところで。まだフォーラムが終わってから4日しか経っていないことだし、これからこの経験について、議論についてゆっくり考えたいと思います。
それから、インターン募集の説明会に来てくれる人は、このブログを読んでいるかもしれないので、また機会があったら、インターンの活動についても書ければいいなと思います。(というか他のひとも書いてくれないかな。。)
では☆
写真は散歩に行った時に撮った大連銀行のモニュメント?です。スタバのタンブラーの大連バージョンでも使われていました。夜はキレイでしたよー

# by genronnpo | 2009-11-07 15:29 | フォーラム・政策会議 | Trackback | Comments(0)

北京-東京フォーラムを終えて

 どうも、インターンのくすもとです。今回書くのは、先日大連にて行われた第5回北京ー東京フォーラムについてです。
 フォーラムにあたっては言論NPOのスタッフだけでなく、僕たち学生インターンからも数名が渡航して参加しました。学生の担当は主として議事録や記事の作成で、議場でパソコン開いてカタカタ、控え室に戻ってまたカタカタ・・・とやっておりました。正直、食事と睡眠が十分に取れるか心配だったのですが、思ったよりも大丈夫でしたね。少なくとも生存には全く支障ありませんでした(笑)

 さて、僕達は日中間の議論に直に接するという幸運な経験を出来たわけで、それに際して感じたことを少々書こうと思います。予定が狂って慌てたり、トラブルが発生したりと(今にして思えば)中々面白いエピソードもあるのですが、それはおいといて、と。

 僕個人としては、要約するならば、日中関係の可能性、広がり、難しさ・・・そうした諸々のことを改めて痛感した、というのが感想でしょうか。

 僕は全体会議に加えて、分科会の一つである「経済対話」に出席しました。ビジネスの世界ではWin-Winの関係を築ける部分が大いにありますし、そうしたものは民間ベースでこれからもどんどん進んでいくことでしょう。しかし、「アジア共通通貨」などというのは、普通に考えれば超長期の話で、それが何がしかの具体的な前進を見せることは想定しにくい。現状のアジアにおいて、EUのように一国内での金融政策の独立性を放棄することはどう考えても不可能です。

 ビジネスや経済の発想でいけば、常識的にはそうなるのですが、今回のフォーラムにはまた違った意味合いが付加されました。言うまでもなく、鳩山政権の「アジア共同体」構想です。

 もちろん、「構想」と言っても中身がないではないか、という批判は容易ですし、僕自身もそう思わないことはありません。ですが、今回のフォーラムでは、その「アジア共同体」への言及が、そこここに見られました。そして、具体的なレベルでの相違はともかくとして、日中で協力してより良いアジアを築く、というムードが強く見られたのも事実です。

 松本健一氏が仰っていたことですが、政治がこうした言葉を初めに打ち出すことの意味は小さくない。頭ではそんなものと思っていましたが、実際に議場に身をおいて、それがリアルに感じられました。そしてこの先は、「この分野では協力できるけど、こっちの分野では難しいね。」「まだ立場に差があるね」ということで対話を終わらせず、政治が打ち出した言葉をどう具現化していくのか、というより真摯な議論が必要になってくるのだと思います。そうした大構想について、どのような言葉で語るのかが、日本側にも問われてくる。そして、結局言葉を発するのは個人なのですから、それは僕達自身の問題だというわけです。

 重い課題ですが、アジア地域の重要性が今後減衰することは考えにくいわけで、どうあがいても問題になってくるのでしょう。貴重な示唆を得たと思います。

# by genronnpo | 2009-11-07 11:18 | Trackback | Comments(0)

次回のインターン説明会は?

インターン説明会の予告です!

11/28(Sat)17:00~ @言論NPO事務所(日本橋)
11月の説明会では、12月に行う「鳩山政権の100日評価」を大きく取り上げます。

12/12(Sat)17:00~ @言論NPO事務所(日本橋)




詳細は↓にまとめてあります。

<More info>

# by genronnpo | 2009-11-03 17:00 | Trackback | Comments(0)

僕たちの未来

こんにちは、インターンのいがらしです。

最後の当確が出たのは4時半でした。
その議席を争った候補者の事務所の人たちは、きっとお疲れでしょうね。さて。

この日が来ることは分かっていましたし、308議席というのは新聞の予想するところとおよそ同じでした。しかし実際にこの結果を前にすると、どういう気持ちで首相指名を待てばいいのか分かりません。

あとは、民主党がまっとうな政治をやってくれることに期待するばかりです。工藤さんも言うように、どのようなマニフェストを立てようと、日本が抱える課題からは逃げられません。4年間消費税を上げないと言っても、財政の悪化は進行します。そのとき「出来なかったらごめんなさいと言えばいい」(党最高顧問の人でしたっけ?)では許されないわけですね。これから始まる4年間(?)に対する審判の結果が、また「100対300」のような野党の大逆転になるような政治は勘弁していただきたいと思います。


一方で、自民党には何を期待すればよいのでしょうか。
ある人と話をしながら選挙速報を見ていたのですが、その人は「自民党は重鎮ばかり当選して、お年寄りばっかりじゃないの?」と言いました。

そう・・なんでしょうね。ちゃんとした数字は出していませんが、平均年齢は確実に上がったはずです。小泉フィーバーでは若手議員が多数当選し、それが今回惨敗を喫したわけですから。
旧態の政治が批判される中で行われた選挙で、古い政治家ばかりが残ってしまった自民党。ひどい皮肉だと思います。古い政治はその全てが悪いわけでなくとも、自民党は古い政治の悪しき部分を十分に修正できていなかったと言えます。政権交代という国民の答えは、そこへの批判の意味が強く含まれるでしょう。それを正して次の選挙に挑むことが自民党の課題の一つだと思いますが、古い政治に執着してきた人ばかりが当選した中で、見直しはできるのでしょうか。


大人はこれからの政治に、子供は新学期の始まりに、それぞれ不安と期待を抱きながら8月を終えることでしょう(北海道・東北などはもう学校が始まっているんですっけ)。この選挙の結果を受け、各党が次の選挙までに磨きのかかった姿を見せてくれることを願います。

# by genronnpo | 2009-08-31 07:22 | つれづれ | Trackback | Comments(0)

日本国の危機

こんばんは。学生インターンの赤羽です。

遂に選挙当日になりました。
ちなみに、私は今回の選挙が選挙権を得てから初めての投票の機会です。
もちろん投票に行きます!


さて、今回は主に実績評価のお手伝いをしました。そこで、気付いたことを書きたいと思います。
やはり今回の作業を通じて実感した大きなことは、日本国が危機的状況にあるということです。
すなわち、戦後から今までの60年間の日本が上り調子で成長してきたとすれば、今後60年間の日本が下り調子に衰退していくだろうということです。このままでは、国の根幹が崩れていってしまう気がします。

たとえば、第一に、国の根幹を担う"食"。最近は農業ブームがあり、メディアでも結構報道されていて注目が高まっています。しかし、農家の平均年齢は65歳以上が現実で、食料自給率云々を言う前に、そもそもの担い手が消えていく危機。そして、その担い手不足の解決を目指す姿勢すら感じられないのが今回の自民、民主のマニフェストであると思います。日本はお金があるから、他の国から買えばいいということを言っている人がおりますが、輸入先の国が今年は不作で国民を食わせていけないから輸出やめますって言ったら大ピンチになるのは目に見えています。そうしたら、昔教科書で習った米騒動に類似したことが現実に起こると思います。もともとエネルギーのない国が食料もなくなってしまうと想像すると、ぞっとします。

第二に、国の根幹の担う"人"。安心社会実現会議で「静かなる有事」と言われた少子化問題は、国の深刻な問題だと思います。単純に考えて、国の人口数が減少してしまうことは、政府にとっては税収が減るし、企業にとっては顧客数が減ってしまうわけですから、マイナスなことばかりだと思います。ここで現状を見ると、子どもを産みたい人は結構いるみたいです。しかし、私は社会で働いていないので実感がわきにくいのですが、産みたい人はいるけど産めないというのが現実のようです。近所に保育所がない、制度上有給休暇をとれるがそんな社風はない、出産後に社会復帰できないなど問題が山積みなのです。一刻も早くワークライフバランスの実現と子育て環境の整備をしなくてはなりません。

第三に、国の"お金事情"。小学生の頃に習った国の借金の額と今の額では明らかに違うと思います。悪化しているのが現実です。政策を実行するにはお金がかかりますが、そのお金が高度経済成長時代と異なり、増え続けることはなく、国民からの借金しか頼れなくなってしまった。こういった状態が続くといつしか国家破綻すると思います。ましてや社会保障費はこれからますます拡大していくわけですし。すべての問題の根幹はここにあると思います。国の借金をどう減らしていくか。これを解決するまでは、少なくとも改革の時代が続くと思います。


このように、日本の根幹を揺るがす危機が迫っています。
ですので、私たちは真剣に国のことを考え、政策を立案し、実行する政治家を選ばなくてはなりません。
その政治家と国民との約束がマニフェストであると思います。
そして、言論NPOのように、そのマニフェストを分析し、かみくだいて国民に説明する団体が増えるのは大変喜ばしいことだと思います。また、前回からの実績を評価することも、一つの参考になって良いと思います。



結局何が言いたかったというと、私たちの国が危機であること踏まえた上で、日本の政治の行方を真剣に考えて、今日の選挙で意思を示そうということです。そして、その際に、言論NPO等が力強いサポートをしてくれると思います。

# by genronnpo | 2009-08-30 02:46 | Trackback | Comments(0)

若い世代と選挙

こんにちは。インターンの角です。

連日のように新聞、テレビで選挙のことが報じられていますね。人生で初めての議院選挙が(ちなみに人生初の選挙は都議選でした)日本の政治の大きな転換点になりそうな選挙ということで、自分の1票の重みが余計に感じられるだけに、誰に入れるか、比例はどこに入れるか、慎重に選ばなくてはいけないと感じています。

さて、今回のマニフェスト評価を通じて思ったことですが、マニフェストを読んで、実際にどこの政党がいい、と判断するには知識が必要だということです。
その「知識」というのを具体的に説明すると、1つ目として、今までどのような政策の流れがあって、現状がこうなっている、ということ。2つ目として、現状の問題解決のためには、何が必要なのか、ということ、です。
この2つについてある程度の知識がないと、マニフェストを読んで自分の頭で考えて判断するのは難しいと感じました。

そして、若い世代では、特に1つ目の、「今までの政策の流れとその結果である現状」について、生活の中で身をもって感じるということができていないため、余計にマニフェストを読んで判断するのが難しいように思います。
特に私くらいの若い世代は、5,6年前は中学生で、社会になんて出ていないわけですから、政治に全く関心がなければ「そういえば小泉さんが三位一体の改革とかよく言ってたな」くらいの知識しかないんじゃないでしょうか。

今回読んだ自民党と民主党のマニフェストを読んでも、今までこういう政策でやってきて、こういう現状が生まれてしまったから、こういう社会をつくるために、この分野ではこういうことを政策としてうちだすんだ、ということは見えにくかったように思います。
マニフェストは若い世代を含めた国民に読んでもらうものであるはずですから、特に今まで政権を担ってきた自民党には、そういったこともマニフェストに何らかの形できっちり書いてほしかったと思います。


最後にちょっとした呟きですが・・・現在私は就職活動をちょこちょこやっているのですが、仕事・結婚・出産などなど、自分の将来を考える中で、日本の将来がどうなるのか、社会がどう変化していくのか、漠然とした不安がありつつも、自分の将来に確実に影響を及ぼすであろう今回の選挙に、自分が20歳ギリギリで参加できることを嬉しく思います。

# by genronnpo | 2009-08-29 17:08 | Trackback | Comments(0)

政策選択選挙だと言う話ですが

こんばんは。学生インターンの河野です。


ぼくは今回の実績・マニフェスト評価作業を通じて感じたことを書きたいと思います。

まず実績評価の作業について。
実施された政策をきちんと評価し、次の政策決定につなげたり、選挙の際の判断材料にするという「政策評価」の重要性が高まっているなかで、実際に政策形成を行っている官庁はもう少し意識を変える必要があるな、と感じました。
意識を変えるというのは、もっと見られる意識を持って資料の公開をする、という意味です。今回の評価作業のなかで実際に資料を集めようとすると、公開はされているものの、単位・基準などがそろっていないものが多々ありました。政策の変遷などを比較するときに単位・基準がそろってないと、非常に見にくいのです。これは単なるグチではありません。官僚の方たちには「自分たちだけで政形成プロセスがまわっているのではない」「評価されることも含めて政策形成過程なのだ」という意識を強くしてほしいのです。


第二に、マニフェストに関しては、国民に見られることを意識しているために非常に平易に書かれている一方、「なにも言っていないに等しい」という状況になってしまっているように思います。たしかに、そもそも読んでもらわなくては意味がないということは認めます。読んでもらえ、かつ体系的で、ある程度詳細なマニフェストをつくることは大変なことかもしれません。しかし期限・数値目標を設けることは最低限必要でしょう。まだまだ単なるスローガンがほとんどであり、国民に道筋を示せていないという点において、今回のマニフェストは全然だめだな、と感じました。



これまでは政治、官僚の姿勢について感じたことを書きましたが、少し有権者側についても。

これだけ「政策選択選挙」「マニフェスト型選挙」と言われている一方で、マニフェストがどれだけきちんと読まれているのかは疑問です。ニュースなどでは「民主党圧勝」「政権交代」という話が毎日のように流れていますが、それはマニフェストを読んで政策を判断したから、というよりは「流れ的に」なってしまってはいないでしょうか。
民主党も「とにかく政権交代だ」と言っていますが、政権交代はあくまで手段であって目的ではありません。こんな状況を見ると「政策選択選挙なんてムリなんじゃないか」と思ってしまったり。

でも、安易な絶望からはなにも生まれません。また、変化が起こっているのも事実です。かつては、政党が政策を掲げて政権交代を競うなんて状況は考えられなかったのですから。たしかに現在の状況は政策選択選挙と呼ぶには程遠い気がしますが、僕らはわずかでも確実に起きている変化をしっかりと視て、「有権者と政治をつなぐ」活動を地道に続けるしかないのでしょう。





# by genronnpo | 2009-08-27 22:59 | Trackback | Comments(0)

あと3日

みなさんこんにちは。インターンの石田です。

あと3日で投票日ですね。
日本の政党やマニフェストについての思いは安達くんや楠本くんが書いてくれたので、わたしは今回の選挙のマニフェスト評価を通じて感じたことを書こうと思います。


今回実際にマニフェストを読み、評価してわかったことは、マニフェストそのものを読みこなすのはとても難しいということでした。自分が評価を担当する分野については、専門家のお話を聞いたり、資料を集めたりすることで、何が問われていて、それに対してマニフェストはどう答えているのか(いないのか)がわかりました。でも、百個以上あるマニフェストの項目全てに対してそれだけの勉強をすることは、とてもじゃないけどできません。やっぱりマニフェストの「解説」が必要だと思いました。


前回2005年総選挙のキーワードは「郵政民営化」でしたが、今回は「政権交替」だと言われています。そのせいか、今回の選挙は今までで一番マニフェストに関心が集まっているように思います(マニフェスト自体の質はともかくとして)。

新聞では、日替わりで分野ごとに各党マニフェストの比較が行なわれたり、言論NPOも参加したマニフェスト評価大会も紙面で大きく取り上げられたりと、4年前よりもずっとマニフェストに対する認知度と情報量が増え、「解説」も充実してきています。

今回の選挙でもいろいろ課題はあるけれど、マニフェストを投票の判断材料にできる環境が整ってきたことは、今回の選挙で前進したことの1つではないでしょうか。


「日本を考える夏にしてください」と麻生総理が言っていましたが、わたしもあと3日間自分の一票を誰に、どの党に入れようかじっくり考えたいと思います。


ちなみにわたしは法学部生なのですが。。最高裁判所裁判官国民審査も衆議院総選挙と同日です。

今まで国民審査で罷免された裁判官は一人もおらず、審査が必要なのかとの声もあるくらい、国民審査は存在感の薄い制度のようです。国民にとって最高裁は全然身近じゃないこともあって、誰を信任・不信任にするかの判断は難しいだろうなと思います。
アメリカには法律家の団体が審査の対象となる裁判官の評価をしている州もあるらしく、日本でも同じようなことが行なわれれば、もう少し国民審査が身近なものになるかもしれません。
マニフェスト評価のような試みを考えてみることは、これからの日本の法律家の課題なのかもしれません。

(※アメリカは連邦と州に裁判所が分かれており、連邦裁判所の裁判官は上院による承認を受けて大統領が指名します。州裁判所の裁判官は州によって任命方法が異なり、選挙で任命する州もあります。)

# by genronnpo | 2009-08-27 14:47 | Trackback | Comments(0)

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